それにしても、ゆら帝の新譜は良かったです。
キタマクラで言うと、まるで「端の人」のような感じ。
といってもよくわからんでしょうが、久々に創作意欲を掻き立てられるような作品です。
しかも、２枚同時発売。
「ゆらゆら帝国のしびれ」と「ゆらゆら帝国のめまい」。
バンドという形態を超越した作品で、ますます今後が楽しみです。
紙一重の狂気とか、変態さ。
そんなものが渦巻いていて、とにかく微妙なバランスの上に成り立ってます。
あらためて天才だと痛感しました。
「めまい」から聴いたんだけど１曲目から裏かかれまくりで、かなりやられました。
個人的には、その「バンドをやってる友達」と「ドア」「からっぽの町」「ボタンが一つ」「冷たいギフト」
「しびれ」からは、「時間」「誰だっけ？」「傷だらけのギター」「夜行性の生き物３匹」「貫通」
なんかにやられました。
ゆら帝嫌いなあいぷぅにも聴いてもらいたいね。

久々に最近購入したＣＤでも紹介しとこうかな。

aselin debison/Sweetis the melody
天使の歌声ってこうゆうのを言うんだろうな。まだ若干１２歳の小娘だけに硬い感じはするけどメロディーもアレンジ（カントリー＆アイルランド調）も自分好みで良いです。

ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ／サッポロＯＭＯＩＤＥ　ＩＮ　ＭＹ　ＨＥＡＤ状態
ナンバガのライブは２回見ました。ＱＵＥとフジのグリーンで。ライブだと爆音ばっかで何やってるのかよくわかんなくていまいちだったけど、このライブ版は音も割りとクリアだし、会場の盛り上がってる雰囲気もいい感じで音に溶け込んでます。しかし、まだまだいろいろやれそうなのに。残念。

ＶＡ／WE'RE A HAPPY FAMILY (A TRIBUTE TO RAMONES)
１曲目のレッチリ最高です。まるで自分たちのオリジナル曲のよう。カバーのお手本って感じ。それ以外はちょっといまいち。単純３コードの繰り返し、ドラムのオカズいっさい無し、なんて曲を複雑にしちゃうのは、曲の良さを半減させてしまうよね。

ＴＨＥピーズ／ＴＨＥピーズ
ついに完全復活。ギターもオリジナルメンバーに戻って復帰第一作としては上々の出来。独特のピーズ節も随所に見られます。少し大人になった感じの音。

ＣＡＲＯＬ／ＴＨＥ　ＢＥＳＴ
そうか。矢沢永吉ってベーシストだったんだと思い出しました。今聴くと、とても不良のロックとは思えない。メロディーのセンスはいいよね。

ASIAN DUB FOUNDATION／ENEMY OF THE ENEMY
なんかアメリカっぽくなった。個人的にはちょっとダメかも。でもアレンジは相変わらずおもしろい。