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99/07/28(水) まぶもん日記記念すべきその弐拾壱
サエキけんぞうはいい奴だと思った。
そういえば姓がカタカナで名がひらがななんだ。
今まで気づかなかった。
サエキけんぞうといえば、昔深夜にやっていたTV番組「冗談画報」でのパール兄弟の印象が強い。
張りぼてのような紙で作った大きな馬鹿っぽいスーツ?を着て踊ってる変なオッサンのイメージ。
歯医者?研修医なの?よく知らないけどインテリ変態テクノ野郎って感じだった。
ところで氏とは何故か最近縁がある、といってもたいした縁じゃないんだけど。
昨年の「ロッカーズ」というコンテストの審査員をやっていた。
で、うちらはそれに出場し、優勝したわけなんだけど、その後いろいろ話す機会があった。
奇玉暗について氏は「クリムゾンでもあんなアレンジしないよ。恐れ入りました。」とかなんとか言ってくれていたような記憶がある。
間近で見る氏はとてつもなく青白く、中性的で、オヤジくささなど全く無く、少年のような瞳をしていて、奇玉暗について熱く語ってくれた。
で、こないだのP−MODELのイベント。
客席の脇でコメンテーター(解説)なんぞをやっていた。
「で、このバンドはね・・・・・」「今、80年代ニューウェーブがね・・・」なんてホントに子供のようにワクワクしながらバンドの紹介なんかをやっていた。
が、誰も聞いてなかった。
ほんとにマジで誰も聞いてなかった。
それでも氏はそんな事お構いなしにしゃべり続けてた。
きっといい奴なんじゃないかと思った。
で、東京ロッカーズ20周年記念イベント。
饂飩部での情報をもとに、そのイベントのホームページにいってみた。
で掲示板をのぞいたら、なんとサエキけんぞう本人が書き込みをしていた。
で、なんと氏はそのイベントのプロデューサーのひとりだというではないか。
思わずメールを出してしまった。
「覚えてますか?仕事の質がすばらしいですね。これからもマイナー音楽シーンを盛り上げちゃってください。がんばってください。」
そんな内容のメール。
すると次の日にメールの返事が本人から直接来た。
「ありがとうございます。大変なコンなんにも直面してますが(笑い)
まあ、がんばります。応援してください!」との事。
まぎれもなくいい奴だ!いや、いいひとだ・・・。
サエキけんぞうを応援しよう!
街で見かけたら、がんばれって声をかけよう!
がんばれ!サエキけんぞう!
99/07/20(火) まぶもん日記記念すべきその弐拾壱
最近のベスト5

1.奇玉暗
ついに変えました、というか戻しました。もともとコレで始めたんですけどね。奇:奇妙な、玉:玉村の、暗:暗い、バンドってことです。玉村というのは群馬県○○郡玉村町の玉村。そういえば何郡なの?いちおうバンドの発祥の地ということで。自然がいっぱい、ジャージを着た女子大生・・・そんな所です。
2.食欲
すごく無くなりました。以前はチャーハン大盛り+ラーメン+餃子+レバニラ炒め・・・なんていう夕食を普通にこなしてましたが、最近はチャーハン普通盛りと、餃子だけでおなかがいっぱいになってしまいます。こんなんで今年の夏を乗りきれるでしょうか・・・。
3.汗
すごく汗っかきになりました。つい最近、わけあって瓦を約800s分(一束30s)を、1時間ぐらいかけて、10〜20メートルぐらい移動させたんですけど、もうTシャツは汗でビショビショ、腰の筋肉もケイレンしはじめて死ぬかと思いました。瓦って重いんですねえ。
4.デジカメ
ついに購入してしまいました。用も無いのに常に鞄の中にしのばせてあります。
5.尿道炎
みなさん、まじで気をつけましょう。うわさでは空気感染するらしいですよ。帰ったら、うがいをしましょう。
99/07/14(水) まぶもん日記記念すべきその弐拾
そういえば、こないだラママで割礼を見ました。
一曲目に、かの名曲G・P・U。
生宍戸体験としては2度目です。
一度目はマンダラ2での宍戸幸司&ラジオバンド。
確か、その時も一曲目はG・P・U。
こういった予定調和的な始まり方は、中途半端なファンにとっては、うれしいものです。
ところで以前P−MODELを見たときも同じような事書きましたが、割礼もやはり音楽以前に宍戸幸司だなと感じたわけです。
なんなんでしょう、あの唯一無比な存在感は。
客を煽るわけでもないし(一言もしゃべらない、MCはBとDrが担当)、ステージングが派手なわけでもないのに(ものすごく地味)、どうしてこんなに見ている人間を引き込むことが出来るのでしょうか。
ひたすら同じ場所でマイクに覆い被さるように、怨念?を込めるかのような歌い方は一種独特であり、見ている人間を硬直させます。
きっと普段は、さえない、生活力の無いオヤジで、ライブハウスのステージ上だけが自分自身を表現できる唯一の場所なんだろうなと思います。
それって、ものすごくかっこいいことです。
普段のさえない、社会適合性の無い自分を、普通の人なら許せないし、そんな状態では多分生きてゆけないと思います。
そんなある意味ギリギリの状態を、いつまでも続けることは、ほんとにたいへんな事だと思います。
って、普段の宍戸幸司を勝手に推測してるわけなんですけど。
意外と普段はエリート商社マンかもしれない・・・って、それはないか。
ま、例えそうだとしても、いやもしそうだとしたら、もっとすごい事かも。
完璧に騙してるわけだからね。
まあ、それは冗談として、割礼には今後も是非ともがんばってほしい。
アングラ街道を死ぬまで突っ走ってもらいたいものです。
99/07/09(金) 新ドラマー発表!!!
名前:黒沢敏也
愛称:とっちん
血液型:A型
星座:しし座
出身:群馬県高崎市
髪型:ウルフ風
顔:鋭い系
性格:今のところ温厚。情熱家。
推定握力:90s
これまでの活動:新宿ロフト、渋谷ラママを中心に活動。
        U2系のバンド。
きたまくらの音に対する第一印象
  ものすごいカリスマ性を感じさせる音。話題性十分。
  かっこよすぎる&すごすぎる。
きたまくらメンバーに対する第一印象
  覇気がない。やる気なさそう。おしとやかすぎる。
きたまくらにかける意気込み
  全力1000%ぶっちぎり!
欠点:はじめての練習に来る際、交通事故を起こすなど、ひきの弱さに難あり?運気を取り戻すのが今後の課題。
ドラマーとしてのタイプ:ロック系ハイパワードラマー。

   期待して、まってろ!!!

新生きたまくらによるライブ

8/23(月)吉祥寺曼荼羅 PM6:30〜
9/8(水)渋谷ラママ PM6:30〜
99/07/07(水) まぶもん日記記念すべきその拾九
最近のベスト10

1.とっちん
  きたまくら新ドラマー!?霊感強いぞ〜。おもろいやっちゃ。
2.ツイストパーマ
  どうしちゃったんだろう俺。気分転換?自分でもよくわからん。
  ま、慣れれば平気だ。アフロは似合わん、きっと。
3.ホール、キャンセル!?
  なめられたもんさねえ。だいたい今回の出演者なんか変。
  バラエティに富みすぎてる、というかなんか節操ないかんじ。
  生コートニーいつか拝んでやる!
  まっ、どっちにしろ3日目は行く予定なかったし。
4.デジカメ
  なんか欲しくなった。すごく欲しい。なべぞうのせいだ。
  主流は200万画素なのか?お薦めのがあったら教えて。
5.菅野美穂
  怖い。「わ〜たしは・ゆ〜こ〜てきな・うちゅ〜じんです・・・」
  ホラー女優ですな、すっかり。
  しかし、宇津井健が死ぬとは思わなかった。
  びっくりして思わずイスから飛び上がってしまった。
6.8月23日晴れ
  気象庁過去30年間のデータに基づく天気予想。晴れだぞ、晴れ。
  新メンバーがハヤシより強力なパワーをもった晴れ男であることを  願うばかり。
  あっ、そういえば最近の練習・・・雨多くないか・・・・?
7.CMC
  ルースターズのトリビュートかっこいいっすよ。
  頭の中でず〜っと「シーエムシー、シーエムシー・・・」。
8.ドンキホーテ
  すごかった〜。あの節操のない品揃え。すごすぎる〜。
  一度行くべし。
9.オフコース
  で思わずドンキホーテで買ってしまったのがオフコースのCD。
  SELECTION1973〜1978。
  う〜ん、すんばらしい〜。
  しかし、よくよく聴いてみるとオフコースの歌詞って、なんか変と  いうか病的?だね。けっこうやばい人達だったのかも。
  ところで鈴木康博って今何処に?
10.人間失格
   意外とあっさりと読めてしまいました。
   もっと恐ろしく重いのかと思ってました。
   でも自分との共通点がすごく多くて、共感してしまいました。
   あ〜、いつも俺と同じ様な事考えてる人間っているんだと・・・。
   でもそれって人間失格ってことなの?
   紙一重なんだろうな・・・。
99/07/06(火) まぶもん日記記念すべき拾八
最近すごくいろんなライブ見に行ってます。
で感じるのが、正直それほどでもないかなあと。
期待を大きく上回るようなライブはそれほど多くないです。
負けた!とか、やられた!と感じることがすごく少ないように思えます(偉)。
でも、たまにはありますけどねえ・・・。ふん!
スタパの偉い人も言ってたけど、「メジャーのバンドとか、すごく客の集まる有名なバンドのライブと「きたまくら」のライブを比べてみても、特に大きな差を感じる事はないし、音楽的にも全く劣ってないよ!」との事。
実際なんでこんな奴らがメジャーなのかなあと感じる事の方が多いらしい。
言いたかないけど、やっぱ最終的には運なのかねえ・・・なんて事も言ってました。
怒らせてしまったライブの直後のコメントだけに社交辞令ではなく、本音だと思いたいんですけど・・・。

そんなわけで行ってきました。
P−MODEL/SPOOZYS/POLYSICSのライブ。
最近80年代ニューウェーブとやらが、再び脚光を浴びはじめているらしいです。
ニューウェーブといっても、いろいろなんですが、その中でもテクノがなんだか盛り上がってるそうです。
90年代テクノと80年代テクノの相違点といえば、有機的な部分の比率ではないでしょうか。
90年代テクノって、なんだかすごく無機的で、クールで、おしゃれなダンス・ミュージックという感じがしますが、それに比べ80年代テクノというのは、今の時代からみると、なんだかもったりしてるというか、シャープさに欠けるというか、ブラックユーモアというか、おちゃらけた人間くささが残存してるような感じがしますねえ。
まあ、機械に頼りきってないってことも要因のひとつかもしれないんですが。
なんて言いつつ、実際たいして聴いていないんですけど・・・。
で、POLYSICS。
生意気にもこいつらフジロック出ます。
もろDEVO。
すごくDEVO。
しかし、一途なDEVOフリークぶりが、逆にカッコよかったです。
なかなかここまで出来ません。
しかしボーカルのハイテンションぶりが、ちと見苦しかったなあ。
で、SPOOGYZYS。
客の盛り上がりはいまひとつでしたが、個人的にはかなり好印象。
ギターがかっこよかった。
コンセプトもしっかりしていて、いいライブでした。
CD買ってみようかなあ。
で、P−MODEL。
すんません、ほんとにすんません。
テクノについて偉そうなこと言ってるわりには、まじ初体験。
しかも聴くのも!
名前は以前からよく(しょっちゅう)耳にしてましたが、なぜか一度も触れることなく、素通りしてしまっていました。
で感想。
すごい!なにがすごいのかうまく言えないけど、なんだかすごかった。
P−MODELって音楽以前に平沢進なんですねえ。
平沢進って何?
何者ですか?あのオヤジ・・・。
まじで後光さしてました。
今までに見たこともないような種類の生き物でした。
平沢進曰く「今後インディーズという言葉は廃止します。彼らのことを今後は開発者と呼びなさい!またメジャーレコード業者のことは今後、周辺隙間業者と呼ぶように!」だそうです。
あのオヤジは宗教やったら、まちがいなくオ○ム以上の極悪カルト教団の教祖になってただろうなあと思いつつ、音楽に興味もってくれて良かったなあと胸をなでおろす思いでした。
99/07/01(木) まぶもん日記記念すべき拾七
6/29(火)吉祥寺スターパインズカフェ
w/スランキーサイド、他   天気 : 雨(どしゃぶり)

どしゃぶりでした。

昨年末のライブからひたすら雨。
気象庁過去30年間の統計データからみる、ライブの日の予想天気は
12/30晴れ、1/25晴れ、2/19くもり、3/8晴れ
4/2くもり、4/10くもり、4/24くもり、6/19くもり
6/29くもり・・・
これが実際はすべて雨だった。
30年間積み重ねてきた日本の歴史を今ひとりの男が大きく変えようとしている。
まわし・かかし・はかい・ささみ・からい・たかい・はやい・さかい
あかい・たかし・さらし・さらみ・あさい・かたい・なかい・ななし
わかい・わらい・はやし・まあい・はさみ・はかり・かたみ・あかし

はやしたかしを捜せ!

身内の個人攻撃はこのくらいにしておこう。
逆に僕個人の陰湿さ、陰険さばかりが目立ってしまう。
はやしたかしの知名度アップ+20ポイント。
リーダーのイメージダウン−15ポイント。
きたまくらトータルで+5ポイント。
あっ!あいざわのモーニング・ハナ毛!−5ポイント。
プラマイゼロだ!
それより、まじで御祓いに行こうかな・・・。

この日は3年間もの間、ドラマーとして在籍した久恒の最後のライブ。
ライブ中に、「もう時間がないので、曲カットして!」という紙が足下に置かれた。
無視した。
そして突っ走った。
暴れた。
で、おこられた。
けっこう、まじでおこられた。
藤崎さん、ごめん。
でも満足した。
いいライブだった。
久恒が泣いた。
びっくりした。
照れた。
うれしかった。
あらためて「きたまくら」は、いいバンドだと思った。
3年間おつかれさん。

この日の曲目

1.レインボーマン
2.四角い悲劇
3.エキストラナボク
4.バラバラバランス
5.昼下がりの実験少年
6.窓際の宇宙人
7.マヒマヒマントヒヒ
8.電子頭脳

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